香りや匂いを感じる嗅覚のメカニズム

「人が香りや匂いを感じるのはなぜなんだろう?」

あなたはそう疑問に思ったことはありませんか?
ここでは人が匂いを感じる嗅覚のメカニズムを解説していきます。

香りや匂いの正体とは

香りや匂いの正体は「におい物質」といわれる分子です。におい物質が空気中に蒸散し、微粒子(小さい粒)やガス状となった状態が私達が一般に言う「におい」です。におい物質の分子構造によって匂いの種類や強さは変わります。におい物質は40万種類以上もあると言われており現在も研究が進められている状態です。

匂い(嗅覚)のメカニズム

におい物質が鼻から吸収されると、におい物質は鼻腔(びこう)の中にある嗅上皮(きゅうじょうひ)という粘膜に溶け込んでいきます。粘膜層に網を張っているように広がる嗅毛(きゅうもう)には、においをキャッチする嗅覚受容体(きゅうかくじゅようたい)があり、アンテナのように匂いの種類をキャッチします。その後、嗅細胞(きゅうさいぼう)と呼ばれるが「こんな匂いだよ」と識別するための電気信号を発生させ、嗅神経、嗅球、脳(大脳辺縁系)へと伝達して匂いを感知します。

犬には感じられて人間には感じられない匂いがある!?

嗅覚が優秀な動物といえば犬を想像される方が多いはず。なんと犬には感じられて人間には感じられない匂いがあります。元々嗅覚は危険を察知するための機能だったいわれています。人間は頭脳が進化して道具を使って外敵から身を守ることを覚えたので嗅覚が退化していきました。しかし、野生動物であった犬は外敵から身を守るために嗅覚を進化させていきました。犬に熊の匂いを嗅がせたら一目散に逃げていくというシーンをテレビで見たことがある方も多いのではないでしょうか。このように犬は匂いから相手がどんな生き物であるか危険性はあるのかなどを察知することができます。におい物質は40万種類以上あるということをお伝えしましたが、嗅覚が退化してしまった人間は全てのにおい物質をにおいとして感知できるわけではありませんん。犬や動物は私たち人間が感知できないにおいを感じている。人間が感知できない未知のにおいが何万種類も存在するとすればワクワクしますね。一度どのような匂いなのか嗅いでみたいものです。

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